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吉村 公男; 猪谷 秀幸*; 山口 進*; 田中 裕久*; 前川 康成
no journal, ,
白金を必要とせず、水加ヒドラジンなどの液体燃料が使用可能な燃料電池自動車の開発において、アニオン伝導電解質膜のアルカリ耐性の向上が求められている。本研究では、-アルキル-2-イミダゾール-4-イルスチレンのグラフト重合、-アルキル化およびイオン交換反応を検討することで、アルカリ分解反応が報告されている化学構造の水素を排除した新規アニオン膜の合成ルートを確立した。80C、1M水酸化カリウム中での導電率減少からアルカリ耐性を評価した結果、本研究のアニオン膜は水素を有する従来膜に比べ浸漬初期の導電率の急激な減少が明確に抑制されていた。さらに、-アルキル化の検討から、もう一つの分解機構である加水分解開環反応の抑制がアルキル基の選択で可能であることを明らかにした。
佐藤 智徳; 加藤 千明; 上野 文義
no journal, ,
福島第一原子力発電所の機器構造材は線照射kの腐食環境にさらされている。照射下でのステンレス鋼の腐食における温度の影響を決定するために、線照射下でのステンレス鋼の腐食電位測定を実施した。その結果、照射による、腐食電位の上昇が確認された。そこで、水の放射線分解解析を実施して、照射下の腐食環境を解析した結果、数ppmの過酸化水素が生成されていることを示し、過酸化水素の生成量は線の線量より初期溶存酸素濃度により決定されることを示した。さらに、この解析結果を用いて、照射下での腐食電位測定結果を解析し、照射下での電位の上昇が、過酸化水素に起因することを示した。また照射下での腐食電位の温度依存性が、非照射下での腐食電位と同様に、溶存酸素濃度の温度依存性により決定されることを示した。